抗がん剤治療を行う女性のために

かつら選びで最も重要なのは、サイズの選び方

フィットする医療用かつらがストレスを抑える

医療用かつら選びで最も重要なことは、自分の頭とかつらのサイズがぴったりと合っていることです。サイズが合わない医療用かつらは、着用中に外れたり、ずれたりしないかなどの不安から、不要なストレスと付き合わなければなりません。

抗がん剤治療中の患者様の場合、脱毛が始まる前と最も脱毛が進行した状態とでは、頭のサイズが大幅に変わってしまいます。脱毛期〜回復期のように頭のサイズが変化しやすい期間、医療用かつらのサイズ合わせは非常に難しい課題となっています。


頭のサイズが変わっても(ウィッグ)がフィットするインナーキャップ方式について

 

既製品の医療用かつらに多く見られるサイズ調整機能は頭周のみの対応しかできず、脱毛が始まる前に購入した場合脱毛が進行するにつれ、かつら(ウィッグ)の内部に隙間ができ浮いた感じになりますし、周囲の調整だけはぴったりとフィットさせることは不可能です。
オーダーで医療用かつらを作る場合も、医療用かつらが出来上がるまでの期間を要する場合も多く、脱毛前にオーダーしても出来上がり後にはサイズが変わって いることも考えられます。注文する場合はいつ頃着けることになるかはっきりとさせておかなければなりません。
既製品・オーダーいずれの場合も、購入のタイミングには注意し、サイズを柔軟に変えることができる機能が不可欠となります。


インナーキャップ方式を使えば、脱毛時期に応じたサイズ調整が可能です。

 

医療用かつら「フィットミー」は脱毛の前後、どのようなタイミングでもお選びいただくことが可能です。それは「フィットミー」独自のイ ンナーキャップ方式の機能があるからです。脱毛以前にはインナーキャップを外してご使用ください。脱毛が進行している場合は、インナーキャップを着けてご 使用ください。脱毛前からの微調整は、かつら本体とインナーキャップ、それぞれについている周囲調整具で調整できます。また脱毛が最も進行しているスキン ヘッドに近い状態ではかつらがずれる心配がありますが、インナーキャップ内側についているシリコンラバーがすべりからくる、かつら(ウィッグ)のずれを防 止します。

「フィットミー」は常にぴったりフィットできるよう、ご利用者の立場で考えられた、リーズナブルな既製品の医療用かつらです。


ずれたり、外れたりしないための、医療用かつら「フィットミー」の装着手順


脱毛から回復までの期間